カードリーディングセラピーとは
◆カードの神秘
プレイングカードを使ったリーディングをご紹介いたします。
誰もが親しんできたプレイングカード。その起源はタロットカードと等しく、遠くエジプト時代またはそれ以前に遡ると言われています。それは古代の暦として使われ、占星術や数秘を元に惑星の運行や周期を測るために用いられてきました。
カードの四つのスートは季節に対応。すなわちハートは春、クラブは夏、ダイヤは秋、スペードは冬。また、人生を四つのシーズンに分けると、誕生してから幼年時代は愛に育まれる時代。それがハートの季節。次に知識を学ぶ教育が必要となり社会性を学ぶ第2段階、それがクラブの季節。愛や社会性、教育が充実した期間からいよいよそれが実り、独立や結婚などを迎えるダイヤの季節。そして人生の最終段階はスペード。様々な活動を経験し智慧を得る季節です。自己への目覚め、精神への旅から最終目的である死へと向かいますが、再びそのエネルギーはハートの季節へと向かいます。
そうして人生は長い旅路を歩むためのサイクルを繰り返しているのです。
さて、各スートはA(エース)からK(キング)まで13枚あります。それは各季節の13週にあたります。また年間は52週と数えることができ、7日×52週で364日。太陽の運行の誤差を修正するための1日分をジョーカーを足して365日という考えになります。
各スートに3枚のコートカード(絵柄)つまり、キング・クイーン・ジャックは各季節を表し、合わせて12枚なので、12ヶ月という一年を表しています。
そして53枚のカードは誕生日に対応し、4種類のスートと13枚の数字カードという組み合わせにより、一人一人のパーソナリティーが生まれます。
ここで私たちは自分を理解し他人を理解することを学び、自己への理解は他人との関係性を通して学ぶのです。
占星術によると、人はその生まれた日に惑星の影響を受け、固有のエネルギーを持つことになります。それが性格の違いであり、一生のテーマとなっています。また、ある親の元へ生まれて来るということも必然の運命であり、前世からの定めというのも占星術の考え方であります。
なぜ自分は今の両親を選んで生まれて来たのか、なぜ今の相手と生涯のパートナーとして選んだのか、なども今生で生涯を経験するための必然の理由があるのです。そうしたテーマに取り組もうとする意識は、人生の旅を楽しみ、より高次の生き方をするための手助けになることは間違いありません。